タップダンスの見どころ

足技合同大発表会

2021/10/05 01:17

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アメリカで生まれた文化。タップダンス。
タップスと呼ばれる金属板を靴底の爪先(ボール)と踵(ヒール)につけて床を踏み鳴らしながら踊る。ヨーロッパなどでは『ステップダンス』といわれることもあります。

資料が少ないため起源は定かではありませんが、ヨーロッパからNYに渡った移民文化が起源という説とアフリカから奴隷として連れてこられた黒人文化が起源という説があり、現在ではその両方の影響を受け生まれたとされています。
タップダンスの原型になったとされるのは1600年代に生まれたとされるジューバダンスで、1910年代になり靴の裏につける金属(タップス)ができたことにより現在のタップダンスの形になりました。

タップダンスは基本的に『シアタータップ』『リズムタップ』の二つのジャンルに分けられていて(日本だけかも?)、『シアタータップ』は1940年代に活躍したFred Astaire、Gene Kellyなどが踊っているような、優雅で軽やかなイメージのスタイルで、主にビッグバンドやオーケストラで踊ることが多いイメージです。

『リズムタップ』は1980年代、1990年代に活躍したGregory HinesやSavion Gloverのような、リズムに特化し即興を織り交ぜたスタイルで、Jazz, Hip hopなどで良く踊られるイメージです。

タップダンスには音楽的なルールも踊りの型なども存在しないので、昨今では音楽もスタイルも細分化してきていて、エンターテイメントから総合芸術分野まで多種多様な進化を続けています。


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