スウィングダンスの見どころ

スイングダンスの魅力は、ずばりスイングジャズの軽快な音楽とリズムで思い切り踊れるところ！しかもペアでも、ソロでも！そしてジャズのごった煮精神により、老若男女・人種問わず世界中の人々に踊られています。ステップがシンプルなのでダンサーの個性が表れやすく、それぞれのキャラクターを踊り手としても観客としても楽しめるのが見どころです。

そもそもスイングダンスとは、広くスイングジャズの音楽で踊る様々なダンススタイルの総称ですが、主には1920年代〜1940年代のアメリカでスイングジャズ最盛期に踊られていた様々なダンススタイル(バルボア、シャグ、チャールストン、リンディホップ　etc)を指し、最も有名なものとして、1920年代にニューヨーク・ハーレムでスタイルが確立されたリンディホップがあります。

一般的にペアダンスのイメージが色濃いスイングダンスですが、近年では世界的に広くソロダンスとして踊る人も増え、Solo jazz, Vernecular jazz dance, Authentic jazz dance, Jazz rootsなどと呼ばれたりしています。

 成り立ちとしては、タップダンスの兄弟分のようでもあり、現在のストリートダンスなどの元祖でもあり、ブロードウェーに代表されるようないわゆる「ジャズダンス」と呼ばれるものにバレエ技術が導入され洗練される前の元祖ジャズダンススタイルでもあります。その多くは根っこにアフリカ系アメリカ人のダンス文化を持ちますが、今ではアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界中で広く踊られているダンスの１つです。